単身赴任になった場合、生活費を考えると手当があったら二重生活でもやっていけるのでしょうか?
残念ながら単身赴任になったからといて、必ずしも手当が十分に出るわけではないのです。
ではどのように、二重生活を過ごしていけばいいのでしょうか。
単身赴任を実際にしている家庭の生活費がどの程度かかっているをお聞きしました。
ぜひ、参考にしてみてください。
単身赴任でも必要になってくる生活費
これから旦那さんが単身赴任になると決まった時に気になるのが「生活費」だと思います。
なぜならば、従来の家族の生活費に加えて旦那さんのお金の負担も加わるためです。
子供さんの学費や住宅ローンがあるとより生活が圧迫される可能性があるだけに気になります。
そこでまず「生活費」には、どのようなものが含まれるのかみていきましょう。
生活費の内訳
生活費の内容を詳しくみると”どれにどのくらいのお金を使っているのか”が具体的にわかります。
1、住居費…マンションなどの賃貸費
2、水道光熱費…水道・電気・ガス
3、食費…1ヶ月にかかる食事代
4、交際費…会社や友達との飲み代、慶弔費
5、日用品…トイレットペーパーやティッシュ、洗剤など生活に必要なもの
6、交通費
7、電話代(スマホ・固定電話)
8、インターネット回線料金
9、娯楽費…タバコ・酒・趣味関係
と9項目に分けられます。
人により勤務している会社の福利厚生費が違いますし、生活スタイルも異なります。
どの項目にどのくらい出費しているのかは、人によりだいぶ差があるでしょう。
節約できる生活費
所得の高い方でしたら「独り身だ!たっぷり独身気分をこの機会に味わうぞ。」と思えるかもしれません。
しかし、標準的なサラリーマン世帯でしたら二重生活になるのですからできるだけ節約したいと思うはずです。
そこで、上記した中で少しでも出費を削減できるとしたらどれしょうか?
それは、「食費」「電話代」「娯楽費」「家賃」「交通費」の5つです。
食費
外食やコンビニ生活がメインになっていませんか?
当然ですが、食費を少しでも浮かせるには「自炊」するしかありません。
もしくは、奥さんに作ってもらって冷凍するという手段もありです。(ただし、配送代が掛かりますが…。)
私もつい1人で手軽にお昼を済ませたい時にコンビニやカフェを利用してしまいます。
チンするだけで作らずに温かいものが食べられますし、揚げ物をしなくても大好きな唐揚げを食べられるなんてとても楽チンです。
しかし、お財布的に見るとどうでしょう。
例えば、¥500のお弁当で買った場合を見るとその代金で広告セール品のお肉を買って、家族全員のメインの食事を作ることができます。
「まあ¥500くらい安いものだ。」とつい思ってしまいますが、「塵も積もれば山となる!」です。
自炊はどうもダメという方は、近くの商店街にあるお惣菜屋さんや定食屋さんを利用すると比較的安価で栄養点も良いものを頂けます。
そうすることでできるなら食費を1日¥1,000と計算し1ヶ月3万円までに収めるといいです。
ちなみに夫も食費を1日¥1,000と計算し節約しています。
コツは、家で食べる時以外は「安い社食を昼夜と利用すること!」だそうです。
電話代
単身赴任となり家族と離れる距離に応じて電話代も掛かります。
固定電話ですと昼間だとかなり割高になってしまうこともあります。
ネット回線がある環境でしたらスカイプの無料通話を利用すると良いでしょう。
また、固定電話を持たずに携帯電話だけでという単身赴任者も増えています。
家族間は無料などのサービスを使うことでかなり抑えられます。
娯楽費
家族と離れて寂しいからとお酒やタバコの量が増えがちです。
健康面でもデメリットですし、なんらいいことはありません。
以前と変らない量を維持することが大切です。
空いている時間を趣味のという方は、市のサービスを利用すると経済的ですし地域の知り合いもできて一石二鳥だと思います。
家賃
会社によっては、家賃補助もあります。
家賃は、毎月払うものだけに補助内の金額で収まる物件を選ぶべきです。
我が家の場合は、会社からの単身赴任者の家賃補助額は7万円でした。
しかし,大阪市内のため家賃も高くおよそ2万円ほど自己負担しています。
そうすると、2万×12ヶ月で24万も自分たちが負担していることになります。
こう数字にするとわかりますが、大きい金額を自己負担しているのです。
できるだけ、家賃補助の範囲内で収めることができたらいいでしょう!
交通費
マイカー出勤者の方は、ぜひガソリンを入れる時に石油会社指定のクレジットカードで支払って下さい。
我が家では、昭和シェル石油のカードを使い系列スタンドで毎回給油しています。
さらに、買物や光熱費の支払いもこのカードを使うことにしているのです。
なぜならば、半年間にカードで支払った金額に応じて石油の割引還元サービスを受けられるためです。
月によっては、レギュラーでリッター8円も還元となることもあります。
8円って金額が結構大きいです。
昔に比べてガソリンの価格も上がってきているので、普通に生活している中で取り入れることができて、費用は抑えるのは節約にもってこいですので、実践してみてください!
二重生活になるためにもらえる手当とは
単身赴任の期間に会社からもらえる手当は、会社の規模によってかなり差があります。
しかし、あくまでも単身赴任生活を少しでも楽にするための補助にしか過ぎません。
「手当があるから生活が楽になる!」なんてことはないです。
会社支給でもらえる手当
会社によりかなり差があります。
企業によっては、なしというケースもあるようです。
手当が出ても「出るだけマシ!」という感じと思っているのが一番でしょう。
単身赴任になった時には、手当がいくら支給されるのかしっかり確認しておきましょう!
夫の職場以外の状況は分かりませんので、具体例として我が家をあげさせていただきます。
1、住宅補助手当(地域により異なる)→ 1ヶ月7万円
2、単身赴任手当(帰省費)→ 1ヶ月4万円
実質11万円も支給されている感じがします。
しかし、いずれもマンション代や自宅に戻る際に使われてしまうので手元に残るお金はないです。
住宅費については、マイナスなので痛いなあと感じます。
なんだかんだで夫の生活費だけでトータル15万にはなるので改めてみると意外に掛かっているなという感じです。
「早く戻って来て!」と思ってもこればかりはどうにもなりません。
住宅ローンがあると落とし穴も!
我が家は、現在住宅ローンを返済中です。
夫が単身赴任になる前は、持ち家であっても月5万円の住宅手当があったのでおおよそ半分を自己負担する形でした。
しかし、単身赴任になったことで労働者である夫は赴任地にいるため、自宅の住居手当はなくなります。
そうです、おおよそ10万円に及ぶ住宅ローンを自分で全額払わないといけません。
かなり痛手です。
住宅ローンを抱えている方は気を付けて下さい。
夫の会社の方は、住宅ローンと二重生活のデメリットを考えて家族で転勤しました。
その間、住宅を貸し出し家賃収入をローン返済に当てたそうです。
これも一つの考え方だと思います。
単身赴任になるとわかったら、持ち家の場合には返済の目処をしっかりと検討していき、無理のない生活をしていくことが必要でしょう。
まとめ
単身赴任になった場合、どうしても手当があってもオーバーしてしまうことが予想されます。
日々生活する中で、どう節約していくかを考え、家族に負担の内容に過ごしていくことが大切です。
少しの努力が先の生活の豊かさにも繋がるので、無理のない程度に単身赴任生活をしていきましょう!
コメントを残す