単身赴任が決まったら、引っ越しも同時に考えていかなければいけません。
引っ越しを経験していないと、どんな流れになるか、費用はどのくらいか考えるのは難しいでしょう。
そこで、単身赴任に引っ越しが決定したらやるべきことと、費用についてみていきましょう!
単身赴任で引っ越しが決定したらやるべきこと
引っ越しとなると何をしたらいいのか、バタバタしてしまいます。
そこで、単身赴任が決まったらまず行うことはどんなことでしょうか。
具体的にみていきましょう!
・新居を選び
・引っ越しの準備
・引っ越し会社への申し込み(又は自分で荷物を運ぶ)
・住民票の移転(されない場合はそのまま大丈夫)
・電気、水道など必要なライフラインの諸手続き
をしないといけません。
辞令を受けてからたった数週間で仕事の引き継ぎに加え、これらをやらないといけないので効率よく行いましょう。
会社に確認する事項
勤務先により確認事項は変ってきますので一般的な例としてまとめていきます。
単身赴任前に確認しておくようにしましょう!
1、単身寮や借り上げ社宅はあるのか
単身者用の専用の社宅を持っている会社も多いです。
しかも、無料で貸し出してくれることもあるので生活費を少しでも押さえたい方は利用しましょう。
2、家賃補助・単身赴任手当
どのくらいの期間、自宅を離れるか分からないので今後どのくらい手当が支給されるのかをしっかりと確認しておくべきです。
会社が7割負担してくれるところや、金額が決まっていて7万円を支給など規定があります。
事前に確認することで、新居探しの目安になるので確認は必須です!
3、引っ越し費用や敷金礼金は会社で負担してくれるのか
何かと費用が掛かる時期だけに誰が持つのかをしっかりと把握しましょう。
我が家は、全て会社持ちだったので助かりました。
4、移動手続き関係の書類のチェック
配属先の移動にともなって記入しないといけない種類もあります。
ただし、さほど難しいものではないので時間はそれ程掛かりません。
5、業務の引き継ぎ
後任者に自分が取り組んでいる業務内容をしっかりと教えないといけません。
これもれっきとした仕事の内です。
あとで問題にならないように段取りを組んでいきましょう!
6、新しい配属先で使う名刺の手続き
サラリーマンは、名刺は必需品です。
赴任先で知り合う人達に早く名前を覚えてもらうためにも早めに手配しましょう。
ライフラインの手続き
新居に引っ越す日程に合わせてライフラインを使えるように事前に申し込まないと電気、水道なしで数日間過ごさないといけないなんてこともあります。
電気や水道は、届け出を提出するだけです。
ガスのみ立ち会いが必要となります。
引っ越しのはバタバタしますので、引っ越し当日の計画を大まかでいいので立てておきガスの立会いなどスムーズにできるようにしておきましょう!
転居届
家族が自宅にいる場合でも自分宛の郵便を開けられるのは抵抗がありますよね!
そんな時には、郵便局やHPから転居届や転送のサービスを申し込むと新居先に郵便物を送ってくれます。
ただし、このサービスは1年間という期限付きなので時期が来る頃に再度申し込みをしないといけません。
私の経験からですが、この「転居・転送サービス」は郵便局で行った方が間違いがありませんでした。
ネットで申し込んだところ郵便物が自宅にも新居にも届かずに送り先に差し戻されていたからです。
新居探しのポイント
赴任先が遠いとわざわざ時間を割いて部屋探しに行くのが億劫になりがちです。
しかし、現地に足を運びしっかりと物件選びをしましょう。
事前に赴任先の大手不動産会社のHPで物件を物色しておくと家賃の平均相場も分かります。
また、地図でどの辺りが住環境に適しているのかもチェックしておきましょう。
1、部屋
階段に接していない角部屋が開放感があっていいです。
階段側は、足音が意外と気になるのでNGでした。
南、南東方面にリビングあると冬場でも暖かいです。
もちろん、日当りが良い部屋を選びましょう。
フローリングの部屋を選びがちですが、意外にも和室の方が使いやすいと思います。
夏場はござを冬場は、ホットカーペットを敷いてしまうので疲れた時にゴロゴロしやすいです。
また、家賃も安い物件が多いです。
2、電化製品が設置されていると楽!
エアコン、冷蔵庫、洗濯機の3つがすでに設置されている物件は、単身赴任者にとってお得です。
いつまでも使うか分からない電化製品を買わずにすむ上に、購入する時間もはぶけます。
3、コンビニ・スーパーが近くにある
単身赴任生活だけに商業施設が近くにないととても不便です。
特に24時間営業のコンビニが、徒歩10分以内にある所を選びましょう。
さらに意外にも地元の昔ながらの商店街もとても役に立ちます。
お惣菜や安い定食屋さんが商店街には多いからです。
4、会社まで徒歩もしくは自転車で行ける
朝少しでも寝ていたい人や帰りの時間が遅くなる方は、会社から至近距離だと通勤時間を節約できます。
5、家賃の値段
家賃補助額がすでに決まっている職場でしたら生活費の負担を和らげるためにその範囲で選びましょう。
また、補助が一切ない場合は出せる家賃の額を決めてから新居を探して下さい。
ただし、4つの条件がすべて揃うことはまずありません。
優先順位をしっかりと決めて新居を選んで下さい。
新居が決まったらいよいよ引っ越しですが、こちらも色々な方法があります。
これから引っ越しされる方のために見ていきましょう。
引っ越し方法の選択
引っ越し方法は、距離や予算に合わせて考えていきましょう!
・単身パック
・自力運搬
・宅急便
と3つの方法があります。
どの方法を選ぶのかは、ずばり「荷物の量」です。
また、引っ越し方法が会社によって規定されている場合には選択肢も決まってしまいます。
単身パック
あれもこれも自宅のものを利用して新生活をスタートしたいという方におススメです。
さらに、オプションサービスを付ければ面倒な梱包から運搬まで全て業者が行ってくれるので時間のないという方にもピッタリと言えます。
料金は、移動距離により異なります。
例えば、大阪から東京間ですと¥12,000という業者から¥20,000と料金設定に幅があるようです。
コスパの良い良心的な業者をという方は「一括見積もりサイト」が、役に立ちます。
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引越し侍の予約サービス自力運送
・自宅から赴任先までの距離がない
・大型の電化製品、タンスなどがない
という方におススメです。
自分で梱包から運搬、荷解きまで全てやらないといけないのでかなり疲れます。
その反面どこに何を入れたのか分かりやすく、現地での片付けもはかどりやすそうです。
宅急便
こちらは、荷物は少ないけれども移動距離があるので自分で運搬するのは無理という方にピッタリの方法です。
衣類やタオルなど細々としたモノだけを送るという方でしたら重さや距離によって異なりますが、数千円以内で納まるでしょう。
単身赴任の引っ越し方法を3つご紹介しました。
このように比較してみると「自力運送」「宅急便」は、生活に必要な最低限度のものを運ぶ手段です。
会社で引っ越し費用を負担してくれないもしくは一部しかダメという場合には、引っ越し費用を押さえるために利用するといいでしょう。
生活して行く中で”足りない。”と感じた時には、100均や地元のディスカウントストアーで購入した方が安く済みます。
もちろん、電化製品は大型電気店でもネットで購入できるのでそちらを利用して自分の都合の良い時間に合わせて運んでもらいましょう。
引っ越しも時代の流れを感じます。
何から何まで自宅で準備し移動するという時代ではないのです。
まとめ
単身赴任に伴って事前にやらなくてはいけないことはたくさんあります。
自分が手続きすること勤務先に確認することもありますので、不足がないように準備を進めていきましょう!
また単身赴任の引っ越しはできるだけ荷物を少なくすること、現地で調達できるものネットで購入できるものは何かを考えて行動することでコストや時間も削減できるでしょう。
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