転勤族と結婚すると後悔する人、転勤族でもよかったと結婚したことに前向きな人それぞれいます。
後悔している人、結婚したことはよかったと感じている人はどのような違いがあるのでしょう。
転勤族の妻たちの意見をもとに考えていきましょう。
転勤族と結婚して後悔している人は前向きに考えられない理由があった
結婚して”幸せな家庭を作る”と最初は誰でも思うでしょう。
しかし、転勤族と結婚し生活していくと最初に想像していたこととの”ずれ”が生じます。
その”ずれ”が不安になったり、怒りになったり負のループを作り出します。
転勤族の妻が感じている”ずれ”がやがて後悔となり現れます。
結婚を後悔しているはこんな理由から前向きに考えることができないのです。
転勤についていったら孤独との戦い
転勤族と結婚したら引っ越しをするのは覚悟できていても、その先に待ち受けている孤独まで想像できない人が多いです。
転勤先ですぐに仕事を開始できればいいですが、転勤族ゆえに就職も難しく、家にいることが多くなり夫以外の人とは1日も会話しないなんて状況も出てくるのです。
子供がいる人は子供との会話があり、成長を感じながら生活することができるでしょう。
しかし、夫も仕事が忙しく帰宅が遅い環境にあると”子育てしているのは私だけ”と悲観的になりやすく、孤独感だけが襲ってくる人もいます。
好きな人と一緒にいることができれば乗り越えられると思っていても、現実とのギャップで孤独感が強くなり”辛い”と感じる人も多くいるのです。
でも、それに慣れちゃって孤独って感じなくて、”暇だー”ってすぐに考えが変わったかな。
孤独は”ひとりぼっちでどうしようもない感情”でしょ。
でも暇は”時間を持て余してどうしようもない”ってこと。
孤独と暇は感じてる感情がまったく違うの。
孤独って感じている人は自分で感情をどこに持っていったらいいかわからない人が多いんじゃないかな。
だから、感情の持っていき方で気持ちも楽になる人も多いんだけど、気持ちの切り替えって難しいんだよね。
家族、友人と会えない問題
孤独感が増すと、過去の環境を思い返し”前は家族にも友人にもすぐに会えたのに”と思うこともあります。
その環境がよかったにしろ悪かったにしろ、過去を美化して今の環境と比べてしまうのです。
家族や友人が自分にとっては大事だったと思って、”会えない自分はかわいそう”と感じてしまうことが多いのです。
実際は友人や家族とそんなに頻繁に会っていなくても、そう思いたくなる状況になってしまうと話している転勤族妻の方もいました。
今の時代はSkypeやFaceTimeのように顔を見ながら会話もできますが、直接会うのとは違うので寂しさが増すこともあるのです。
友達作りの難しさ
転勤族は新しい環境で生活していく中で、新しい人とも出会います。
しかし、大人になってからの新しい関係を作るのは難しいことだといえます。
もともと社交的だし友達はできると思っていても、実際はどんな場所で友達作りをしたらいいのか、新しい環境で土地柄の違いにも戸惑いどんどんと億劫になっていく人もいます。
そこで、友達作りの難しさを実感して周りと距離をとる人も少なくありません。
転勤してその不安はもちろん、楽しいことも共有できる友達ができたら、転勤生活も前向きに生活できるでしょう。
環境の変化についていけない
転勤族にとっては環境に慣れた頃にまた転勤なんことも多くあります。
転勤による引っ越しも夫が仕事でいない中、ひとりで作業を進める大変さや新しい環境への不安もあります。
結婚して子供を考えたときにも、病院はどうするか、生まれてから転勤族の環境で学校はどうしていくのか、いろいろと決断しなければいけない状況が転勤族は多くあるのです。
その決断も家族で乗り越えようとする気持ちがあればいいですが、なかなか環境の変化に対応できない人もいるのです。
このように、後悔している人は転勤の環境に順応できない人が多いということです。
転勤族の妻になる人はこの”順応力”があった方が、家族円満でいられるでしょう。
転勤族と結婚してよかったと感じている人は前向きな人が多かった
転勤族の妻になって結婚してよかったと感じている人も多くいます。
話を聞くとそう感じている人は前向きに転勤することを楽しんでいる人が多いです。
結婚を決めて一緒についていくことは、環境も変わり大変なことの連続ですが、それをパワーに変えられる気持ちはどのようにして生まれたのでしょうか。
人間関係もリセットできる
人間関係をリセットできることを嬉しく思っている人が意外にも多くいました。
上記で結婚を後悔している人が友達ができないと悩んでいる人がいる一方で、環境に慣れすぎて人間関係が煩わしく感じている人もいます。
特にご近所さんやママ友とは転勤になれば、仲のいい人だけと連絡を取り合えばいいというメリットがあります。
確かに、結婚してそこに定住となれば、ご近所の方や付き合うママ友は長期での付き合いになります。しかし、転勤の場合は定期的に移動があるため、人間関係もリセットできるのです。
これを聞いたときは、”なるほど!そんな考えもあるんだ。”と感心してしまいました。
いろいろな土地で楽しむことを見つける
転勤で各地を回ることが予想されますが、その土地の食べ物を楽しんだり、普段では出会わない人たちとの交流やその土地の習慣を楽しむという気持ちを持つということです。
そうすることで生活自体が苦にならず、環境に適応できてきます。
各地に知り合いがいることで、そこへまたいく理由もでき家族揃って旅行も楽しめます。
発想の転換をして、郷に入れば郷に従えの精神でいくと転勤族の妻としてうまくやっていけるでしょう。
転勤のたびに大掃除ができる
転勤族にとって引っ越しは切ってもきれなものです。
引っ越しのたびに多くなって湧き出てくるものに対して、いつも驚きますが、その度にものの必要性を考えたり、いらないもには処分したりと大掃除ができます。
そうすることで必要なものしか置かない状況をつくり、住みやすい環境が整います。
また買い物をするときは本当に必要かを考えて行動することが多くなり、見極める力が身につく転勤族も多くいるようです。
転勤があるとはいえ好きな人と一緒に生活できる環境
結局はこれに尽きます。
転勤があるないにしても、その人と一緒に生活する覚悟があるのかないのかで結婚生活は変わってくるのです。
多くの転勤族の妻はどこにいっても一緒に生活する覚悟があり、一緒にいれることに喜びを感じています。
もちろん、喧嘩もあるし嫌な一面をみることもあるでしょう。
しかし、結婚生活はひとりでするわけではなく、相手あってのことです。
お互いに思いやりを持って、生活していく。
これが転勤族ではもっとも大事なことであるといえます。
まとめ
転勤族との結婚はどんな風に自分の気持ちを前向きに持っていけるかで生活が変わってきます。
後悔している人の多くは、立ち向かってくる環境の変化に順応できない人が多いです。
転勤族との結婚は覚悟が必要ですが、一生連れ添いたいと思える人との結婚は幸せへの第一歩ではないでしょうか。