転勤族の妻の仕事に正社員は難しい?働き方の選択肢はパートのみなのか?

仕事をしている転勤族の妻にとって、転勤は大きな問題です。

今の時代、正社員として共働きなんて家庭も多いですよね。

転勤に一緒についていく場合、正社員としての就職は難しいのでしょうか。

それとも選択肢としてはパートしかないのでしょうか。

実際の転勤族の妻の仕事状況について考えていきましょう。

正社員は資格がないと厳しい現実

今までキャリアを積んできたのに突然の転勤。

そうなった時についていく選択をした場合、新天地で就職できたとしても、同じポディションに就くことは難しいです。

さらに、転勤がこれからもある中で、正社員として働くことは難しいのが現実です。

では、正社員で働けるチャンスは転勤族の妻にあるのでしょうか。

 

正社員になりたくても立ちはだかる壁

転勤の辞令が出て、いざ自分も就職となったとき、今の自分の現状を考えるとどうでしょうか?

子供がいる、転勤がこの先もある、そうなると採用側からすると、どんなにいい職歴でも雇って慣れた頃に辞めることになる人材を採用するのは難しいでしょう。

また、どんなにやる気があっても、その気力だけでは採用されにくい条件を持っているのが転勤妻の定めなのです。

 

専門職は全国で正社員のチャンスがある

薬剤師、看護師、栄養士、介護福祉士などの専門職はキャリアを積んで、次に転職したとしても経験が0で評価されることはなく、職場が変わっても経験が積み重なっていく職業です。

また、これらの職業は人手不足が常にあり、退職者が多いことから求人が絶えない職業でもあります。

そうなると、雇う側でも転勤があったとしても、即戦力で働いてくれるなら採用したいと思っているのが現状です。

(病院の人事は入れ替わりは激しいので、退職者が出ても、”またかっー!”とあっさりしています。退職後も退職した人のことをあーだこーだ言っている時間もないし、すぐ忘れているのが現実です)

保育士もここ何年かで、給料の見直しなどがあり専門の職業として注目されてきていますが、転勤族の妻が正社員で就職するのは難しいと言えます。

それは、保育士の場合は担当しなければいけないクラスがあると、途中で退職となるのが問題になってくるからです。

(こう考えると、保育士さんって大変ですよね。ここ最近のニュースでは保育士には”妊娠順”があるなんて報道もありましたが、女性の職場ですし…子供の親も厳しそうですし…)

 

他の職業もそうですが、女性が働きにくい環境ですよね。

しかし、専門職は転勤族の妻にとって正社員で働き続けることができる可能性が高く、かなり魅力的な職業です。

正社員でいることで収入や福利厚生などの安定があるので安心です。

ただ、また次にいつ転勤にあるか、不安と隣り合わせで生活していかなければいけない現実は、正社員パートともに同じだと言えます。

 

全国に支店がある企業は有利だった

全国に支店のある企業は配偶者が転勤になった際に、異動希望を申請できる制度が整った企業もあります。

もし、異動し業務を開始してもベースは一緒ですので、すぐに環境になれ、しかも正社員のままで安定した環境で働けるのは魅力的です。

しかし、このような制度が整っているのはごく一部の企業であり、最初から転勤族の妻になる予定で就職する人はごく僅かでしょう。もし、自身の働いて職場がこのような制度が整っているなら、ぜひ活用しましょう。

転勤族の妻は正社員ではなく派遣やパートがおすすめ

転勤族の妻になって思うこと、それは働きたくても新しい環境で高いモチベーションを保ったまま就活に臨むことは難しいということです。

私自身も結婚してから夫の仕事の関係上、転職すること4回!!

「新しい環境で楽しもう!」と意気込むんですが、いざ就活になると面倒だったり、この先のことを考えると就職が難しいんじゃないかと気持ちの浮き沈みがありました。

私が転職で実際に行っていたのは、まずは自分の働き方について今の自分の現状を考えながら行動すること。

仕事の雇用形態も正社員、契約社員、派遣社員、パートなど色々とありますよね。

自分はどの雇用形態が一番いいか、現状にあった働きができるかをまずは見極めます。

 

雇用形態の違い

正社員 契約社員 派遣社員 パート
勤務時間 定められた時間 定められた時間 派遣時に相談 自由
残業 ある可能が高い 契約内容による 基本なし 基本なし
有給 取りにくい 取りにくい 取りやすい 取りにくい
社会保険 全て完備 期間あり・再契約の可能性もある 派遣されている期間のみ 有期雇用

このように、正社員は社会保険では圧倒的に有利です。

しかし、他の項目では融通が効かないのも現状としてあります。

転勤族の妻としては派遣社員、もしくはパートであれば採用されやすく時間の融通も効くなどメリットが多いですよね。

私自身もおすすめしたいのは、派遣社員かパートです。もちろん両方経験しています。

 

派遣社員のメリット・デメリット

メリット

・定時で帰れる

・残業代は支給される

・時給がいい

・有給も取りやすい

・内部事情がわかる

・最低3ヶ月から契約可能

・扶養範囲内での仕事も可

デメリット

・交通費が出ない場合がある(企業によります)

・ボーナスがない

・契約が切られる可能性がある

私が派遣で行っていた企業は完全なブラック企業でした。

正社員の方が出勤してから帰宅するのは23時頃で”20時に帰れれば早いと喜んでいる”ような企業でした。

私自身は派遣のため定刻近くに出勤し定時に帰宅。仕事内容は一緒でしたが、仕事量を調整してくれ定時に帰宅できていました。

人間関係は良かったので、続けられましたし定時に帰宅し、ボーナスはないものの時給はよく、仕事の条件としては満足していました。

有給も取ることができ、正社員の方はとっていませんでしたが、私は好きな時に取らせてもらっていました。

何度も上司に呼ばれ正社員になるように声をかけてもらいましたが、労働条件が悪く断っていました。

もし、ここの企業に正社員で就職していたら、体調を崩し辞めているのが想像できます。

派遣の強みは、内部をしっかり調査できること、そこでいい仕事をすると正社員のオファーもあり得ます。

条件があっていれば、続ければいいですし、環境が合わなかったら契約を終了することもできます。

融通がきくところが私には合っていました。

 

パートのメリット・デメリット

メリット

・未経験からOKの仕事が多い

・扶養範囲内での仕事が可

・休みの融通も効く

・定時に帰宅できる

デメリット

・退職金がない

・時給、日給での支給

・企業に直接雇用

・頼まれたら断りにくい

私のパート時代は正社員とは違い、残業も少なかったですし、曜日や時間帯もこちらで指定できたので良かったです。

しかし、所属はあくまでも企業側になるので、残業してほしいと言われれば残業をしましたし、日数を増やしたりもしました。

派遣は仲介してくれる人がいますが、パートは直接雇用してもらっているので何かあると断れないのが残念ポイントです。

このように、正社員と比べてみると派遣社員とパートの雇用形態は転勤妻には合っていていると思いませんか。

派遣の探し方

では、派遣で仕事をする方法はどうしていけばいいのでしょうか?

まず、派遣をするにはまず派遣会社に登録しないといけません。

費用は無料で、面接の日程調整や面談にも同席してくれる派遣会社もあります。

ここで派遣に登録する際に注意してほしいことがあります。

それは何社か登録をした方がいいとういことです。

これは派遣会社によって扱っている求人が違うため、自分にあった求人を持っている派遣会社がいいでしょう。

また、派遣会社に登録するとメールもしくは電話で連絡が来ることがあります。

その連絡が早い派遣会社で話を進めることがおすすめです。

なぜかというと、仕事ができる人は返信が早いのです。

担当者さんによってスクジュールの組み方が全く違います。

担当者さんとの相性もあると思いますので、1度コンタクトをとって”この人から紹介してもらいたい”と思える人から紹介してもらいましょう。

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本当は教えたくないパートの求人発見

私自身、空いてる時間で仕事ができないかといつも検索しています。

そこで発見したパート情報を今回は教えちゃいます!!

それは、私の得意を仕事にする。家事代行時給1450円からのカジーさん。

今、主婦の私にとっては時給も良くて、今の生活の延長でできる仕事は魅力的です。

それに、掃除も好きな方で毎日しているし、こんな私にもできるような気になっていますw

料理は人前に出せるほどの腕前ではないので、家事代行は無理だと思っていましたが、掃除だけの代行業務もやっているのでありがたいです。

 

あとタスカジさんも同じく家事代行で魅力的です。


テレビなどでも家事代行って流行っているので需要もあるはずだし、フリーランスとしての仕事だから自分で時間も日時も決めていいなんて自由度が高くて魅力的ですよね。

 

まとめ

転勤族の妻にとって仕事をしたくても条件のいい仕事を探すのは難しいのが現実です。

しかし、その中でも自分にあった仕事が見つかるよう、自分でも行動していくのが大事であると思います。

一歩踏み出せないでいる方がいたら、勇気を出して転職サイトに登録したり、自分で検索していい環境で仕事ができるように行動していきましょう。




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