転勤族の子供の影響といつまでついていくか?単身赴任では家族がダメに?

転勤族で子供がいる夫婦にとって、転勤による子供への影響を考えると、いつまで一緒についていくかが問題になってきます。

いつまでついていくかは、転勤族の永遠の課題かも知れません。

そこで、転勤による子供への影響と単身赴任が与える家族への影響を考えていきましょう。

転勤族の子供への影響

転勤族にとって子供がいると問題になってくるのは、環境の変化による子供への心理面での影響です。

これは年齢にもよるところが大きいと思いますが、小学生以上での転校は大きな負担になることが予想されます。

幼稚園・保育園では個人で遊ぶ、または、団体行動ができ始めた段階に成長していきます。

 

小学生になると、団体行動もしっかりできる年齢になり、友達グループもできている可能性が高くなります。

時期的に新年度での転校になれば、お互いに新しいクラスになることから、”転校生”でもすぐに打ち解けられる可能性が高くなります。

 

しかし、転勤の時期をこちらで指定するのは難しく、辞令が出るのが2週間前なんて企業も多くあります。

そのため、子供は友達との別れを惜しんでいる暇もなく転校を余儀なくされることも多いのです。

 

そうなると、子供の心理状態としては、今までの学校生活から新たな学校への転校の不安も大きく、人間関係を新たに作っていかなければいけない不安が出てきます。

 

大人でも新しい環境で一から人間関係を作っていくとなると、大きな不安でもあり、精神的負担になりますよね。

 

そこで、転勤する親にしてほしいことは、自分たちも転勤で忙しい状況になるのはわかりますが、子供の精神面でのフォローを最優先に考えてほしいのです。

転勤で一緒についていく時期は中学生まで

転勤になり各地を転々とする家庭も多くいますが、単身赴任をせずについていくなら子供が何歳までか知りたいですよね。

 

何人かの転勤族の家族と、もうすでに退職している転勤族だった家族にいつまでついていくか、ついていってもらっていたか聞いてみました。

 

一番多かった意見は中学を卒業するまでは一緒についていく

理由は、高校になると大学進学も考えて1つの学校に在学していた方が、子供の教育上良いと考えてのことだそうです。

自宅はどうしていたかというと、マイホームをはじめから持っていた人は転勤中は人に借家として貸し出しをしていて、自分たちが定住すると決めた時にマイホームに戻るという家庭。

また、高校はどこに行きたいか進路が決まってから、マイホームを購入し、そこで生活を始めた家庭もありました。

 

いずれにしても今回聞いた家庭は、マイホーム入居後は単身赴任を選択し、定期的に自宅に帰って家族との時間を大切にしていました。

 

ここで気になるのが、このように転勤でついていく時期を中学までにして、高校からは転勤による移動がなくなって子供はどう思ったかですよね。

そこも私自身、気になったので友人に聞いてみました

友人情報:【4人家族、父親の仕事の関係で転勤族となる。各県に転勤経験あり。高校時代から父親が単身赴任となる。】

↓↓体験談↓↓

私自身は幼稚園で1回、小学校で2回、中学で1回の引っ越しを経験しました。

 

幼い頃は転勤はみんながするものだと思っていましたが、年齢が上がるにつれて転勤によって、転校する子はそんなにいないものなんだと知りました。

 

学校に慣れてきた頃に転校することを告げられた時は、またか…という気持ちになったし、新しい学校への不安もありました。

 

嫌だったのが、体操着の購入が間に合わず、以前の学校の体操着をきて授業を受けた時は、”よそ者感”がすごくて嫌な気持ちになったことを覚えています。

 

転校するとまた1からスタートです。

 

最初、転校生は珍しくて質問攻撃を受けるんですが、そこで恥ずかしがっていると友達ができにくいことを学んでいたので、転校先では質問を嫌がらずに、明るく受け答えするようにしていました。

するとすぐに打ち解けられて仲良くなっていった感じです。

 

ただ、これは私の場合で他に転校生の子が途中で引っ越してきた時は、その子はうまく学校の友達に馴染めずに不登校になった子もいました。

この辺は個人の性格もあるのかもしれません。

 

高校から転勤があっても引っ越しをしないと告げられた時は正直安心しました。

”高校から大学まで転勤があるかも…”と心配しなくなって良かったですし、転勤時代も仲のいい子はできましたが、高校、大学の方が友達付き合いは長かったです。

 

私の親は高校入学前に、家を買ってそこから単身赴任をとりました。

そこまでずっと一緒に暮らしていたので、単身赴任になった時は寂しかったですが、すぐに慣れましたw

 

そこまで一緒に暮らしていたので、家族関係は良かったと思います。

もし、これが幼い頃から父が単身赴任をしていたら、父のことをたまにくるおじさんくらいにしか思っていなかったかもしれませんw

今は社会人で社会に出ている立場ですが、転勤はいい経験だったと思ってます。

 

何より母が前向きな人で、「いろんなところに、友達できるし、それを理由に旅行できるー」ってかなりのポジティブな考えの持ち主なので、私も後ろ向きにならないで済んだのかもしれません。

とのことで、私の友人は中学まで転勤を経験していましたが、嫌な思い出もあったようですが、転勤の経験はプラスになっているようです。

友人は明るくて、第一印象がとても明るくて、いい人そうっていう印象でした。

これは転勤によって養われた経験によるものかもしれません。

いずれにしても、転勤の多い家庭は、一定の時期まで一緒についていくことが多いようです。

それは、その家庭のライフスタイルによって変わってくるものだと言えます。

単身赴任では家庭崩壊する確率は高い

単身赴任を結婚当初から選択することで、家庭に与える影響はどうなのか考えていきましょう。

 

子供がいる家庭では単身赴任によって妻の負担が増える

子供がいる家庭では単身赴任の場合、子育てを妻が担うことが多いと思います。

そうすると、妻は家事もして、子育てもする状況になります。

子育ては他に協力者がいればいいですが、いない場合は子育ての他にも幼稚園や学校の行事の参加、保護者会、地域の子供会など、行事にも参加しなければいけない状態になったります。

そうすると負担が大きくなり、精神的ダメージが多くなる人もいます。

 

精神的ダメージを受けると、たまに帰宅する夫に対してあたりが強くなったり、不満が爆発したりと関係が悪化する家庭も少なくありません。

 

また、そんな状況にいる夫は、家庭でのトラブルが仕事に影響するなんてことにもなり悪循環になりやすいです。

 

そのため、家庭に帰宅したら妻への協力の感謝を常日頃から言い、コミュニケーションをとっておくべきでしょう。

 

共働きは時としてマイナスに

妻の仕事の都合で、単身赴任している家庭もあります。

経済的問題から共働きを選択している場合もありますが、中には、”現在の職場の待遇もよく辞めるのがもったいない”という方もいます。

辞めるのがもったいないと感じている場合は注意しなければいけないのは、”夫がいなくても自分一人で生活していけるな”と確信した時です。

 

単身赴任で頻繁に帰ってくる夫であれば、家族だなと実感できますが、たまに帰ってきて、何もしない夫がいた場合、”なんで結婚してるんだろう。” ”一緒にいる意味ってあるのかな。”と疑問に思う人が少なからずいます。

 

そうなると離婚の二文字が身近になってきて、実際に離婚する家庭もあります。

 

そんな状況にならないように連絡はマメに取り合って、家族との時間を大切に生活してほしいものです。

 

コミュニケーション不足が父を嫌いにさせる

子供がいる場合、夫婦のコミュニケーションがとても大事になってきます。

というのも、子供からすると、コミュニケーションが全くできていない親を見ると、

”一緒にいる意味あるのかな?”と感じたり、母親と一緒になる時間が長いので、どうしても母親の方に子供は味方します。

 

コミュニケーションが取れていない夫婦は、夫がいない時に、夫の愚痴を言った不満を漏らすことが多いでしょう。

そうすると、子供は父親を苦手だなと認識して、会ってもそっけない態度をとったり、愚痴を言ったりと、関係が悪くなることがあります。

 

実際に自宅で夫の愚痴を言ったりしていませんか?言っている場合は子供の前では、言うのはやめましょう!子供はあなたの分身ですので、絶対に真似をします。

 

もし、家族円満でいたいなら、”夫が外で働いてくれていることに感謝し、信頼している”ことを子供に言ってみてください。

ただこれは1回だけではダメです。

何度も言うようにしてください。そうすると自然に子供も親を信頼しはじめるはずです。

 

単身赴任では羽目を外したくなる

単身赴任の場合、周囲の監視がなくなるので自由になります。

そうすると羽目を外してしまう人が出現します。

私の夫の周りの転勤族の2割は愛人がいます!!

50代でも20代の子と付き合っていると聞くと、どんなにイケメンかと思いますが、いたって普通のおじさんです。(←かなり失礼w)

時間と自由なお金があると、遊びたくなってしまうようです。

 

実はこれは、男性側だけじゃなく、女性のパターンもあります。

特に、単身赴任で専業主婦の場合は注意です。

 

単身赴任でお互いに自由だからと言って、羽目を外しすぎないよう注意して、信頼関係が成り立つような環境を作っていくのが大事です。

 

まとめ

転勤が子供に与える影響は多くあります。

そこで親がどのようにフォローし、行動していくかで子供の人生が変わっていくと言ってもいいでしょう。

子供がいる家庭では、子供を第一優先にし、よく話し合って決めていてください。




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