転勤、異動になった人へ、またはお世話になった退職者へお餞別を贈りたいと考えている人もいると思います。
一般的に常識として転職、異動者にもお餞別は贈るのでしょうか?
退職者へはどんな贈り物がいいのでしょうか?
今は商品券・ギフト券も人気のようですが”実際は商品券・ギフト券を渡してもいいの?”
と思っている人もいるかもしれません。
あまり人に聞けないことなので、ここでマナーも含めて確認しましょう。
お餞別ってそもそもなに?
お餞別とは転勤や異動、退職になる人たちに向けての”お別れの金品、はなむけ”になります。
みなさんも今までの人生でお餞別をいただいた経験はありませんか?
相手へのこれまでの感謝を込めてお餞別を贈ることは
「今までありがとう、これからもお元気で」とのメッセージも込められたものになります。
ですので転勤・異動者、退職者へのお餞別はした方がいいです。
お餞別を渡す機会は会社勤めであれば何度もあるでしょう!
お餞別の意味をしっかり理解して、お渡しする方に喜んでもらえるようなお餞別を贈りましょう。
お餞別はどんなものを渡したらいい?
お餞別にもいろいろな種類があります。
例えばビジネスグッズ、雑貨や現金、商品券やギフト券などです。
種類も多く、売っている場所もデパートやネットなど多岐に渡ります。
それではお餞別にはどんなものがあるのか、具体的にみていきましょう。
ビジネスグッズや雑貨
転勤・異動になる人へ今後の活躍を祈ってビジネスグッズも人気があります。
ビジネスグッズであれば、日常的に使えますし、無駄になることが少なく活躍の場が多いでしょう。
人気があるのはボールペンや名前入りのUSB、靴磨きセットなどが人気です。
退職者であれば、今後時間にも余裕ができます。
そのため最近では、退職者へカタログで選ぶことのできる温泉、マッサージへの招待も人気です。
ご夫婦仲の良い上司なんかには喜ばれるでしょう。
お酒好きの人にはラベルに名前入りの商品も人気が高いです。
また、こんな上司はいませんか?何かと言えば偉人の言葉を交えて話たり、少し説教じみた上司です。
そんな人は感謝の気持ちを込めたメッセージギフトを喜びます。
この言葉良いこと書いてあるじゃないか!と口にすること間違いなしです。
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現金
現金を贈るのもことも、もちろんあります!
好みがわからない場合や、自分のために使ってほしい場合は現金をお餞別として贈ることも多くあります。
しかし、現金の場合はもらうのが引けるなんて人もいますので注意した方がいいです。
そのため、現金よりも商品券やギフト券も選ぶ人が多くなっています。
今はネットショッピングでも使えるAmazonギフト券なんかも人気です!
商品券・ギフト券
雑貨でもなく現金でもなく、今は商品券・ギフト券も人気となっています。
どうしても人の好みって把握しにくいですよね。
そこで、商品券・ギフト券であれば好きなものを購入してもらえるので喜ばれています。
種類も豊富で百貨店の商品券から、ネットショッピングのギフト券まで、選択肢が多く簡単に購入できることが人気の秘訣でしょう。
今はネットからでも購入できますので利用してみるといいと思います。
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お餞別の相場はどのくらい?
お餞別は会社の同僚で贈る場合と、個人で贈る場合で金額が違ってきます。
・会社の同僚と一緒に贈る場合は一人あたり1,000〜3,000円程度
・個人で同僚であれば3,000〜5,000円程度
・個人で上司であれば5,000〜8,000円程度
がお餞別の相場になっています。
金額が多いと相手も気が引けてしまいますので、この程度に金額に収めておくといいでしょう。
お餞別のマナー
意外にお餞別を渡す時に知っておきたいマナーがたくさんあります。
ここでマナーを頭に入れ、恥ずかしくない行動が取れるようにしていきましょう。
今、のしはコンビニなどでもすぐに準備できますので事前の準備を忘れずに!
のし袋に注意
のし袋で渡す場合は紅白の蝶結びの水引きがついたのし袋を用意するようにしましょう。
なかには用途によって水引きの紐の色が違ったり、形も違う場合もありますので注意して下さい。
どうしても、買いに行く暇がなくて準備できなかった場合は白い封筒に入れて渡しても大丈夫です。
現金はのし袋の表面(結びがある側)とお札の表面(人物のある側)が揃うように入れてください。
金額を書く場合は旧字体の漢字で「壱(いち)」「弐(に)」「参(さん)」と書きます。
例)1万円を包む場合は「金壱万円」と書いてください。
万は「萬(まん)」の旧字体もありますが、数字のみで大丈夫です。
またのし袋に名前や金額を書く場合は筆やペンで書くようにしてください。
ボールペンなどで書くのは失礼にあたりますので、しないようにしてください。
のし袋の表書きの書き方にも注意が必要
転勤・異動の場合は表書きは「御祝」「祝御栄転」と書きます。
また退職の場合は「御祝」「御礼」と書くようにしてください。
もしお餞別を渡す贈り主が数名いた場合ですが、表書きに何人もの名前を書くのはNGです。
最高でも3名とし、それ以上の場合は代表者氏名と他〇名と書いたり、〇〇一同など書くようにしましょう。
上司が転勤・異動の場合は個人的に現金を贈るのはNG
上司が転勤・異動になった場合に現金を贈るのはマナー違反とされており避けた方がいいです。
そのため、お餞別を贈りたいのであれば一人だけではなく、同僚や仲間と一緒に、上司がよく行っている百貨店の商品券またはよく利用しているギフト券にしてください。
一番無難なのは雑貨などの品物でお餞別をするようにするといいでしょう。
雑貨や商品券にものしをつける!?
雑貨や商品券などは店舗によってのしをつけてくれますので、そのようなサービスがある場合は必ずつけるようにしましょう。
退職者の場合はのしをつけた方が無難です。
転勤・異動者の場合はのしをつけなくてもいいですが、サービスとして受けれるなら必ずつけましょう。
お餞別を渡す時には感謝の言葉を忘れない
これまでお世話になった人の転勤・異動、退職であれば勤務時間でもいいので少し時間をもうけて、みんなでお餞別と共にお祝いしましょう。
そこでお餞別を贈る際は
転勤・異動者には「この度はご栄転おめでとうございます!」や
退職者にも「この度はご退職おめでとうございます。長い間お疲れ様でした!」などの言葉がけをしましょう。
相手が気持ちよく次のステップを踏めるように、感謝の言葉とお餞別を贈ればきっと喜ぶはずです。
寄せ書きも意外と嬉しい
寄せ書きをもらった経験がみなさんもあると思いますが、意外と嬉しいものです。
「自分はこう思われていたんだー」や「こいつはやっぱり真面目だな」なんて読んでいると微笑ましく、いろいろな感情と感謝の気持ちが生まれます。
大人がもらってもなんて考えがちですが、ストレートに気持ちも伝わって、もらった側は嬉しいと思います。
私も、もらった寄せ書きをたまに持ち出して、ついついじっくりと読み返してにやけていることがあります。
気持ちのこもったものはいいものです。
まとめ
転勤・異動者、退職者にお餞別をすることは今までの感謝の気持ちや、これからの新たな門出を祝うにはいい表現の仕方です。
お餞別といってもたくさんの種類があり、悩んでしまうかもしれません。
相手のことを考え、なにが一番いいかを見極めて贈ってあげてください。
転勤・異動者、退職者は今までと環境が変わる中で不安も多いと思います。
そんな中でも仲間と過ごした日々をいい思い出とし、新たなスタートラインに立てるよう見送りましょう。
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